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タオル地のポロシャツが、こんなに洒落て見えるとは。AMIRIが描く砂漠のリゾートスタイル

2026.10.20

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真夏の服には、少しくらい気の抜けたところがあってもいい。きれいにアイロンをかけたシャツも好きだけれど、気温が高い日にまで襟元や袖口を気にしていると、何だか疲れてしまう。だからといって、ただ薄くて楽な服なら何でもいいわけでもない。近所へ出かけるときも、友人と食事をするときも、できれば気分よく着られるものを選びたい。そんな夏のわがままを考えていたら、AMIRIの2026年ハイサマーコレクションが目に留まった。パームスプリングスのリゾート文化から着想した服には、タオル地のポロシャツやクロシェ編みのウェアが並んでいる。どちらも素材だけを聞けば、いかにもリラックスした印象だ。でも、ただの部屋着やビーチウェアには見えないところが面白い。特にモノグラムを配したタオル地のポロシャツは、夏の服に求める気楽さと、少しきちんと見せたい気持ちの間をうまく行き来できそうだと思った。

パームスプリングスと聞くと、強い日差しに照らされた建物や、乾いた空気の中に広がる芝生を想像する。AMIRIが今回着想源としたのも、カリフォルニアの砂漠地帯にあるこのリゾート地だ。ミッドセンチュリーモダン建築の直線的な美しさと、肩の力を抜いた休日の空気。その二つが隣り合うところに、独特の雰囲気があるのだろう。私はリゾートをテーマにした服を見ると、少し警戒することがある。ヤシの木のプリントや鮮やかな色を使えば、それらしい気分は簡単に作れる。でも、普段の街へ戻ってきたとたん、着る場所に困る服もある。今回のAMIRIは、そうしたわかりやすい南国風とは少し違う。色あせたようなニュートラルカラーを中心に、スカイブルーやサニーイエロー、チョコレート、ベージュを重ねている。私は特に、強い日差しの下で少し褪せたように見える色の使い方が好きだ。新しい服なのに、色だけが少し時間を経たように見える。その控えめな表情が、リゾートの服を日常へ近づけている気がする。

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タオル地の服といえば、最初に思い浮かぶのは柔らかさだ。肌に触れたときのふんわりした感覚や、表面に細かな凹凸がある独特の風合い。ただし、タオル地だから必ず涼しいわけではない。厚みがあれば熱がこもる場合もあるし、汗を含んだあとの乾き方は糸や編み方によって変わる。私は夏の素材について、見た目の軽やかさと実際の快適さを分けて考えるようにしている。今回のメンズポロシャツは、MAクワッド・モノグラムを使ったタオル地に、リブニットの襟とクォータージップを組み合わせたもの。ここに少し惹かれた。普通のパイル素材のトップスなら、もっとカジュアルに見えるところを、襟とジップによって輪郭を整えている。リラックスフィットなので身体へ張り付きにくそうな印象もあるが、実際の通気性や重量は製品ごとの確認が必要だろう。私はこのポロシャツを、暑い日に着る高級な部屋着としてではなく、きれいなパンツと合わせられる一枚として考えたい。

少し太めのチノパンに、タオル地のポロシャツ。足元には革のサンダルか、使い慣れたローファー。そのくらいの組み合わせなら、服装全体がリゾートに寄りすぎず、普段の街でも自然に見えそうだ。色はチョコレート系か淡いベージュが気になる。私は真夏でも全身を明るい色で揃えることが少なく、どこかに落ち着いた色を入れたくなるからだ。スカイブルーのポロシャツなら、濃いグレーのパンツを合わせてもいい。モノグラム柄があるので、インナーや小物まで装飾の強いものを重ねる必要はないと思う。AMIRIにはロサンゼルスらしい華やかさを感じる服も多いが、今回のタオル地のポロシャツには、少し違う静けさがある。ヴィンテージのサーフウェアを思わせながら、襟やシルエットで上品さを残している。私はこういう服を、あえて気負わず着たい。特別な旅行へ出かけるために買うより、何でもない休日に自然と手が伸びるほうがうれしい。

ウィメンズには、同じモノグラムのタオル地を使ったミニ丈のシャツやショーツも用意されているという。エンボス加工のゴールドボタンが加わることで、素材の柔らかさに少し華やかさが生まれる。ただ、ゴールドボタンのような装飾は、使い方によって印象が変わりやすい。小さく控えめなら上品に見えるし、大きすぎれば少し強く感じることもある。私はタオル地のセットアップなら、上下をいつも揃えて着る必要はないと思う。ショーツだけを白いシャツと合わせたり、ミニ丈のトップスにデニムを合わせたりしても面白いだろう。タオル地は素材自体に表情があるので、ほかの服との組み合わせをシンプルにしたほうが、かえって質感が伝わりやすい。気になるのは洗濯後の状態だ。毛足のある素材は摩擦や洗い方によって表面が変化する場合があるし、ボタンの取り扱いにも配慮が必要になるかもしれない。毎日の服として選ぶなら、そういう扱いやすさまで確認したい。高級な素材を使っているように見えることと、長く気軽に着られることは別だからだ。

今回のコレクションで、もう一つ気になったのはクロシェ編みの服だった。メンズのポロシャツに加え、ウィメンズではテニスドレスやクロップド丈のポロシャツ、メッシュパンツが展開されている。編み目の隙間から肌が透けるようなデザインは、確かに夏らしい。ただ、私はこういう服を選ぶとき、少し慎重になる。繊細な編み地は見た目が美しくても、バッグの金具やアクセサリーに引っかかることがあるし、インナーの選び方でも印象が変わる。だから、クロシェ編みを普段着に取り入れるなら、最初は一着だけがいい。例えばメンズのポロシャツなら、無地のインナーを重ね、パンツは落ち着いた色にする。ウィメンズのクロップド丈トップスなら、少しハリのあるスラックスと合わせてもいい。私は全身を透け感のある素材でまとめるより、編み地と普通の布地を組み合わせるほうが好きだ。肌を見せることだけを目的にしないほうが、こういう素材の面白さは伝わる気がする。

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リゾートをテーマにした服を比較するなら、ドリス ヴァン ノッテンの色使いや、オーラリーの素材感にもそれぞれ違う魅力がある。ドリス ヴァン ノッテンには色や柄を重ねる楽しさがあり、オーラリーには素材の表情を静かに見せる服がある。一方、今回のAMIRIはモノグラムやゴールドボタンといった装飾を残しながら、タオル地やクロシェ編みで肩の力を抜いている。私はその少し贅沢な気楽さが、今回のコレクションらしい部分だと思う。ただ、ブランドの雰囲気だけで買うかどうかは決められない。関連商品を探していると、アミリ コピーといった表記の商品も見かけるが、外観が似ているだけで正規品と同じ素材や編み地、縫製を備えているとは限らない。特にパイル素材やクロシェ編みは、糸の質や編み方によって着心地が変わりやすい。私は価格だけで判断せず、肌に触れる部分の感触や洗濯表示を確かめたい。夏の服は着用と洗濯の回数が増えるからこそ、素材の良し悪しを軽く考えたくない。

もしこのコレクションから一着選ぶなら、私はメンズのクォータージップポロシャツが気になる。理由は単純で、いちばん普段の生活に取り入れやすそうだからだ。クロシェ編みの服も面白いけれど、インナーや手入れのことを考えると、少し着る日を選ぶかもしれない。タオル地のポロシャツなら、短いパンツにも長いパンツにも合わせられそうだし、襟があるぶん普通のTシャツより少し整った印象になる。もちろん、実際に生地が厚すぎたり、ジップ周りが硬く感じられたりすれば見送ると思う。私は夏服を選ぶとき、見た目が好きなことと同じくらい、暑い日に着るのが面倒にならないことを大切にしたい。AMIRIの2026年ハイサマーコレクションには、リゾートの華やかさだけでなく、どこか使い込んだ服のような落ち着きがある。旅行の予定がなくても、こういう服を一枚着るだけで、少し休日らしい気分になれるかもしれない。

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